学びは主体性から生まれる

「探究とは自ら思考することだ」と教育哲学者のジョン・デューイは言っています。ジョン・デューイは、自ら学び・自ら考え・自ら答えを出すことが本物の学習だと説いたのです。

試験が終われば全く覚えていないような学習は学びではないということです。

親や先生から言われたことばかりやるのではなく、興味を持った事をとことん夢中になって取り組む経験を子どものうちからしておくことは、主体性の価値を自分なりに理解することに繋がります。

主体性の学びの重要性は、科学的にも証明されています。

1963年アメリカで、ヘルドとハインという2人の心理学者によって行われたゴンドラ猫の実験があります。

猫が可哀想な実験ですが、二匹の子猫を装置に繋ぎ、一匹は装置の中で自走でき、もう一匹は相手の動きに合わせてしか動くことができません。相手が右に行けば右、左に行けば左という具合に動きます。この装置の中では、見えるものは二匹とも同じものを見ることになります。

数週間後、自走できない猫は空間を認識する能力がなくなっていました。歩こうとすれば物にぶつかる、獲物を捕ることはもちろん、目は開いているのに見えていないのです。

「自分で動く」という主体性が奪われてしまうと、正確な距離を認識したり、目の前の障害物を避けたりできなくなるということです。

この実験を通して、私たち人間も主体性を失うと「見る」ことを始め、基本的な認知機能までも失う可能性があるということです。

「生きる力」を養う大前提として、この主体性を持つことは非常に重要なことなのです。

Awesome!キッズ体操教室では、主体性を伸ばす為にプロジェクトラーニングを推奨し、100種類以上の楽しい運動をしながら、子どもが運動を好きになり、子どもが夢中になるような声かけ、取り組みをしています。

興味のある方はぜひ一度お気軽に体験にお越しください！